ふくいの工芸
伝統と歴史の流れの中で 野の花文庫
まえがき
工芸について
一、工芸の定義
二、美術工芸(見せる工芸)
三、生活工芸(使う工芸)
手工芸(クラフト)
民芸
生産工芸
福井県内の工芸品
一、伝統的工芸品
二、民芸的生活工芸品
里の工芸品
町の工芸品
三、工業的量産工芸品
建具
家具
眼鏡枠
伝統的工芸品と伝産法
一、伝産法の制定された理由と内容
二、伝統的工芸品の指定要件
日本列島工芸文化圏
一、九つの工芸文化圏
二、工芸文化圏内の伝統的工芸品
全国伝統的工芸品産業の実状
一、品目数
二、企業数
三、年産額
四、伝統工芸従事率
五、一人当たり生産額
六、全国伝統的工芸産業総合順位
福井県の縄文生活文化
一、鳥浜貝塚のプロフィール
二、鳥浜人の食文化
主食として考えられる穀物類
果物として食べたもの
縄文野菜(野草)
作物として栽培されたもの
香辛料
魚介類
鳥獣類
食べた昆虫
三、鳥浜人の生活用品
狩猟具
道具工具
食事道具
衣服類
装身具(アクセサリー)
四、鳥浜人の木工技術と木製品
使用した樹種
丸木船の出土
五、世界で一番古い漆工技術
六、鳥浜縄文土器
大陸渡来文化と弥生時代
一、米と金属文化を携えて来た弥生人
古代日本の人口と渡来者の算出
米文化と金属文化の上陸
福井県への推定渡来人口
二、福井県の弥生集落と王族の存在
若狭の弥生集落遺跡
越前の弥生集落遺跡
三、福井県の銅鐸文化
福井県内出土の銅鐸
日本最古の銅鐸(大石二号鐸)
越前で銅鐸が作られた(鋳型の出土)
古墳時代の越前と若狭
一、埴輪の意味するもの
越前の埴輪出土古墳
若狭の埴輪出土古墳
二、継体勢力を産んだ越前平野
金津、芦原、三国地域周辺
丸岡周辺の越前大首長
松岡町地域の豪族古墳
福井平野の豪族古墳
三、朝鮮半島との文化交流
福井県の古代人口と集落
古代金属文化
騎馬文化の渡来
奈良時代の越前と若狭
一、越前東大寺荘園と米の道
二、若狭のお水送りと文化の道
古代文化の軌跡を伝える「やきもの」
一、橋の下ガラクタ文化遺跡
二、福井県内の縄文土器
三、福井県内の弥生土器
四、土師器と製塩土器
土師器
製塩土器と塩作り
中世における福井県の文化
一、戦いの通路だった越前・若狭
源平合戦と越前
南北朝時代の若狭、越前の戦い
蓮如と一向一揆
織田信長と朝倉義景
二、朝倉文化の意義
朝倉遺跡
朝倉文化を語る出土品
江戸時代の福井の文化
一、福井城下町と藩主達
二、越前福井藩の美術文化
絵画
美術工芸品
三、城下町福井の職人
福井藩の産業振興
福井藩の職人(職業)
四、文化の発展を阻んだもの
幕府の施策減封・改易・廃藩
江戸時代の大火
近世大火の記録
天災・飢饉・暴動
現代の福井県内伝統工芸品産業
一、越前漆器
沿革
職人の町河和田
越前漆器の職種
越前漆器の製造工程
越前漆器の現況
二、若狭塗り
沿革
若狭塗り製造工程
三、若狭塗り箸
塗り箸の町
企業の現況
若狭塗り箸の技法
若狭塗り箸製造工程
四、越前和紙
沿革
和紙の里
和紙の製造工程
越前和紙の種類と特色
手漉き和紙の原料(材料)と道具
五、若狭和紙
桃源郷若狭和紙の里
若狭和紙の特徴と現況
六、若狭瑪瑙細工
遠敷の里
沿革
若狭瑪瑙製作工程
七、越前打刃物
越前打刃物の始まり
府中(武生)の鍛冶師
越前鎌について
越前打刃物の生産状況
打刃物製造工程
八、越前焼
陶芸の里
須恵器の出現
中世の越前古窯(古越前)
近世の越前焼
第二次世界大戦後の越前焼
現在の福井県内窯元
陶芸村にある主要施設
工芸文化年表
参考文献
あとがき